寒い釧路の地でもようやく昼間は暖かな日差しが感じられるようになりましたが、ＯＢの皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか？サマーコンサートも終わり、４年生は教採・就職活動、３年生も母校実習、２年生は観察・介護実習とそれぞれに忙しい日々を送っています。忙しい上に気温の変わりやすい釧路の気候のせいで、部員の中にも体調を崩したり部活に出られなかったりする人がでています。ＯＢのみなさんも風邪など引かないように気をつけてください。

　今号ではコンクール、ボランティアと内容盛りだくさんでお届けしたいと思います。

　６月５日、第２４回サマーコンサートが盛況のうちに幕を閉じました。今年は１部でストラヴィンスキー作曲　バレエ組曲『火の鳥』を演奏した他、２部では恒例のブラックライト音楽劇『人魚姫』を、３部では『ミュージカルの世界』をテーマとしたプログラムでした。特に３部では大勢のＯＢの方と演奏することができ、部員一同良い刺激になったと喜んでいます。また、撤収や打ち上げにも多くのＯＢさんが参加してくださり、本当に良い演奏会になったのではないかと思います。ありがとうございました。

　今年の地区コンクールは７月３１日（土）です。例年よりも開催時期が早く、なんとテスト期間を跨いでの地区コンクールになる予定ですが、今年は釧路高専も大学Ａ編成での出場ということで気が抜けません。２０人の１年生と共に、迫力のある演奏にしたいと思います。

　去年から始まった『ボランティア実践』の講義の一環として、今年も部員が釧路市内の小・中学校へ吹奏楽の指導に当たっています。自分が吹くことと教えることの難しさ、責任など多くを学ばせてもらっています。今年は春合宿で楽器講習を行ったので、普段は木管ながらに金管バンドを指導するなど去年より幅広いフィールドで活動が行われています。

　サマーコンサートが終わると、コンクールの他に音楽教室が始まります。今年の第１弾は毎年恒例、７月２日の貝塚幼稚園での音楽教室になります。貝塚幼稚園では『ラデツキー行進曲』の他『世界に一つだけの花』『美女と野獣』や、幼稚園児と一緒に『スターマンの歌』を歌うなど企画も盛りだくさんです。

また、秋の音楽教室に向けてホルスト作曲『木星』、ハチャトリアン作曲『剣の舞』をメインに練習も始まりました。コンサート、コンクールと並ぶわが部の伝統として今年も頑張って行きます。なお、音楽教室の様子などは次号以降の「木かげ」の中でお伝えしていきたいと思います。