北海道教育大学釧路校 交響吹奏楽部 OB会報誌 木かげの散歩道 平成16年11月号<文責・加賀> |
気がつくともう11月、そろそろ朝晩にはストーブが欠かせない季節になってきました。OBの皆様は風邪など引いていませんでしょうか? 私たちは12月の定期演奏会に向けた練習が本格的になってきたところです。今号は、その定期演奏会のほかに9月、10月の演奏旅行についての特別バージョンでお届けします。まずは音楽教室・演奏旅行の記事からお伝えします。
♪9月31日〜10月2日 上湧別・滝上演奏旅行♪ |
後期最初の遠征となったこの演奏旅行ですが、上湧別での演奏開始が午前10時ということで、31日は午前2時半集合、3時出発となりました。バスで5時間、みんな眠そうな顔のまま上湧別到着になりましたが、子どもたちの笑顔ですっかりいつもの表情に戻って演奏が出来ました。
次の日の滝上での演奏は、『森のくまさん音楽隊』のみなさんやOBの前田さんに助けられながらのとても楽しいステージになり、アンコールは滝上中学校吹奏楽部のみなさんと『森くまさん』との合同ステージで『世界に一つだけの花』と『木かげの散歩道』を演奏しました。
♪10月9日〜11日 根室市指導法講習会♪ |
この講習会は根室市と大学の協定事業の一環として、今年初めて行われました。根室市の先生方の指揮のモデルバンドとして合宿形式での演奏旅行になりました。受講生の方に食事などを出していただき、2泊3日の日程を無事に終わることが出来ました。朝も夜も休憩時間も、自分の好きな時間に好きなだけ練習できるという恵まれた環境の中、部員も楽しんで参加していたようです。今年は指導者講習でしたが、来年は奏者への技術指導へと発展させていく予定になっています。このときも多くのOBの方にお手伝いいただき、ありがとうございました。とても貴重な体験になりました。
♪10月21日 中標津音楽教室♪ |
早朝6時半出発となったこの日ですが、午前10時半の開演と共に眠気はどこへやら! とにかく反応良く聴いてくれる子どもの姿に部員一同大感激でした。ブラックライト音楽劇ではライトONするなり「すごーい!」「きれい!」という歓声が起こり、『聖者の行進』の演奏中には大きな手拍子が会場を包みました。アンコールの『さんぽ』での大合唱、『世界に一つだけの花』を演奏したあとも拍手は鳴り止まず、急きょ『木かげの散歩道』を演奏しましたが、子どもたちはみんな立って手拍子をしてくれました。部員の中には感激のあまり泣いてしまう姿も見られました。
午後からもステージがあったのですが、やはり反応の良い子どもたちに大感激でした。ステージが終わり、片づけをしている部員のもとに子どもたちが来て「どうもありがとう!」「また来てね!」との声と共に握手を求められ、ステージに上がって後ろから抱きついてくる子どもたちの姿に改めて感動し、とても充実した表情で釧路へ帰ってくることが出来ました。
♪10月23日 標茶音楽教室♪ |
標茶中学校へ赴いての音楽教室となったこの日は、吹奏楽教室を行ったあとに演奏会という形態を採りました。特に、小沢先生と部員数名は先発隊として指導に赴き、充実した練習をしていたようです。滝上と同様にアンコールの『木かげの散歩道』と『世界に一つだけの花』は標茶中学校吹奏楽部の部員のみなさんと一緒に演奏することが出来ました。また、町内の福祉施設の方も見えており、ブラックライト音楽劇も演奏も、とても喜んでくれました。
♪11月10日 厚岸音楽教室♪ |
釧路から車で1時間、合宿などでお世話になっている厚岸町でも音楽教室を行ってきました。全校生徒約200人の前での演奏となりましたが、客席ととても近く、低学年の子どもたちのキラキラした目が一生懸命に演奏している私たちを追っている姿が印象的でした。アンコールの『さんぽ』は歌詞を配布したこともあり全校生徒が大合唱してくれました。演奏終了後には、各学年の代表児童が感想を発表してくれたこともストレートな感想が聞けて嬉しかったです。こういう演奏会をしていると、いつも「来てよかった!!」という充実感に満たされる感じがします。練習は大変ですが、これからもずっと続けていきたい活動の一つです。
♪まだまだ 音楽教室♪ |
定期演奏会も近くなってきましたが、まだ音楽教室は残っています。今年度の予定は以下の通りです。
11月14日 音別学園音楽教室
>>毎年訪問している福祉施設、音別学園に今年も行ってきます。
12月17・18日 鹿追音楽教室
>>我が部OBさんからのお招きで初の鹿追、部員一同楽しみです。
吹奏楽教室も予定されています。
2月? 釧路養護学校音楽教室
>>介護実習でお世話になる養護学校へ恩返しの音教です。
3月? 貝塚幼稚園音楽教室
>>年2回のお馴染み貝塚幼稚園が今年も予定されています。
詳細が未定なものが多いですが、また『木かげ』の中でお知らせしたいと思います。音楽教室についてのお問い合わせは、渉外係または音楽教室担当の田村までよろしくお願いいたします。
裏面は定期演奏会についての特集です。どうぞお読みください。→
♪第29回 定期演奏会♪ |
ここからは定期演奏会についてお知らせします。日程・プログラム等は以下の通りです。
♪日時:平成16年12月4日(土) 午後1時30分 開場 午後2時 開演
♪場所:釧路市生涯学習センター「まなぼっと幣舞」大ホール (釧路市幣舞町4)
♪プログラム
<第1部 クラシックステージ>
・ ルドルフの森 (高野智恵美)
・ ホルン協奏曲第1番 (R・シュトラウス)
・ 歌劇「イーゴリ公」より だったん人の踊り (A・ボロディン)
・ 吹奏楽のための第1組曲 (G・ホルスト)
・ シンフォニック・プレリュード (A・リード)
<第2部 ポップスステージ 『世界一周の旅』>
・ サンダーバード
・ アメリカングラフィティーU
・ 冬のソナタより「はじめから今まで」
・ マンボ・ジャンボ
・ We are the world
客演指揮 松田 彰光(全日本吹奏楽連盟理事)
指 揮 小沢 千尋(北海道教育大学釧路校教授)
学生指揮 高橋 恵 (北海道教育大学釧路校数学研究室4年)
と、いうことで今年は部員の中からオーディションで選ばれた佐藤円さんがソリストとなり、ホルン協奏曲を演奏します。このコンチェルトにかける円さんのインタビューを掲載します。(対談:安藤)
Q:この曲を吹き始めたのはいつからですか。 A:学部3年生の頃に研発で演奏してからです。 Q:自分が定期演奏会のソリストに決まった時はどんな気持ちでしたか。 A:オーディションに何度も落ちていたのでやっと受かって本当に嬉しかったです。三度目の正直ですね。 Q:円さんにとって、ソロを吹く(ソリスト)とはなんですか。 A:緊張とプレッシャーとの激しい戦いです。あがり症なので・・・ Q:この曲の好きなところ、聴き所を敢えて挙げるとどこですか。 A:2楽章が聴き所だと思います。が、小沢先生には「2楽章はまだまだだな」と言われます…。難しいです。頑張ります!もちろん1楽章も3楽章も好きです。個人的には速いパッセージが好きです。 Q:この曲に懸ける意気込みをOB・OGの方に向けてどうぞ! A:6年間の部活の思い出を胸に部員全員、もちろんOB・OGも含めて、皆の演奏会のために一生懸命演奏したいと思っています。 |
♪新入部員紹介♪ |
定期演奏会に向けて準備を始めた10月中旬、ニューフェイスが加わりましたので紹介します!
クラリネット 近藤 祥子(北海道木古内高校出身)
法律学・政治学研究室
これで今年の1年生は21人という大所帯になりました。これからが期待の働き者です。
♪公開講座終わる♪ |
音楽教室が目白押しの中、毎年恒例の小沢先生の公開講座(吹奏楽指導法講座)が今年も行われました。今年の公開講座は我が部のOB・OGの参加を含めた6人が受講し、モデル演奏の我々も参考になることが大変多かったように思います。最終日には総まとめとして『バラの謝肉祭』『吹奏楽のための第1組曲』『サウンドオブミュージックメドレー』『組曲“惑星”より木星』を演奏しました。
♪今回も定期演奏会の2部はOBの方との合同ステージにしたいと考えています。参加していただけるOBの方は知り合いの部員、または渉外係までご一報ください。また、演奏会後の打ち上げに参加していただけるOBの方もお手数ですが部員または渉外係までお知らせください。なお、出演・打ち上げの参加意思は楽譜送付などの準備がありますので1週間前(11月27日)までにお知らせください。お手数ですがよろしくお願いいたします。
♪前号でもお知らせしましたが、部室に過去の写真・手紙が大量に保管してあります。1984年〜1995年頃のコンクールの写真などがありました。当時の方で欲しい方にお渡ししようと考えていますので、ご希望の方は渉外係までご連絡ください。
♪インターネットサイトでの「木かげ」の更新が大変遅れて申し訳ありません。ご迷惑をおかけしていますが、これからは定期更新を目標にしていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。 ♪今号は表裏のバージョンでお届けしましたがいかがだったでしょうか。今後もますます充実した内容にしていこうと思っていますので、お気づきの点がございましたら渉外係までよろしくお願いいたします。
<二役> 中田 尚美 宝力 駿 <渉外> 加賀小夜子 安藤 弘憲 菅野 幸恵
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